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リーズピナクル、チャペルウォール [ヨセミテ日記2013]

9月5日快晴
 山火事の影響はまったく感じられない青い空ですが、気温が高く暑くなりました。リーズピナクルに行くついでに120号とタイオガロードの分岐にあるGSに行きましたが、道路の管理車両以外消防等の車両は無く、緊張感も感じられませんでした。早く、タイオガロードが開通してくれると良いのですが。
 リーズピナクルエリアのLunatic Fringeを登りに行きました。このルートは、昔から登りたかったルートでしたが機会が無くようやく今回トップロープで登らせてもらいました。やはり、素晴らしいルートでした。
 一旦ロッジに帰り休憩し午後日陰になったころを見計らってチャペルウォールへ。昔登ったルートが登れませ~ん。失意のうちに夕方となり夕焼けのハーフドームに慰められ、ストアでは思わずノンアルコールビールを買ってしまいました。今日はハードなクライミングで、いや~疲れました。寝る前に温泉ジャグジーに浸かり就寝。
Lunatic FringeLunatic Fringeチャペルウォールチャペル


 
タグ:ヨセミテ

ヨセミテに戻りました [ヨセミテ日記2013]

9月4日快晴
 フレズノからヨセミテバレーに戻りました。
 日向はまだ暑いですが、秋の空気が感じられます。山火事の煙の影響もまったく無くなりヨセミテの臭いがします。タイオガロードはまだ不通ですが、空はシエラブルーに戻りました。今日は、軽く登って明日からのクライミングに備えました。
 いや~、火事の影響が無くなり本当に嬉しいです。これぞ、ヨセミテ。残りの日数を楽しみます

トンネルビューよりエルキャピタンチャーチボールチャーチボール

ジムでクライミング(フレズノ滞在) [ヨセミテ日記2013]

9月3日晴 フレズノ
 ヨセミテの山火事は75%が鎮火との情報ですが、ヨセミテバレーは朝方煙が滞留しやすいため注意の警報が出ているようです。
 今日は午後フレズノ空港に友人が到着するので、午前中昨日偵察したクライミングジムへ行きました。大きなジムでフィットネスジムもあり各種マシン、ウエイトトレーニング用具も揃っていました。
 まずは、パソコンで自ら登録事項の入力、誓約書の署名まで行います。その後、各自のトップロープの確保法、ロープの結び方の確認をスタッフが行い合格すると、次はリードの確保とクライミングの検定に進みました。スタッフの前で、ビレイヤーはリードの確保法、クライマーはロープのクリップ、墜落まで行いました。さらに、検定に使用した5,10bのルートが完登出来ないとリードクライミングは出来ず、トップロープクライミングのみとなるそうです。幸い4人全員検定に合格。さらに書面に署名をしてようやくこのジムでのリードクライミングのライセンスが取得出来ました。検定に一時間くらいかかりましたが、日本のジムもこのくらいすればジムでの事故は激減するのではと思いました。
 5.11aまでのルートを登ってみましたが、指や手に優しいホールドで楽しめました。壁の高さは15m位ありルーフ、コーナー、凹角等、クラックもOW,ハンド、ルーフクラックまであり非常に楽しめました。広く、明るく一日15$、年間会員でも日本のジムの半額程度です。このようなジムなら、会員になるのですが。
 明日は、ヨセミテに戻ります。さあ、後半は何処を登りましょう。煙の影響がないと良いのですが。
クライミングジムクライミングジムクライミングジム

休養日(フレズノ滞在) [ヨセミテ日記2013]

9月2日快晴(フレズノ))
 フレズノの空港近くに滞在して休養です。アウトドアのお店で買い物、情報収集して空港近くのクライミングジムへ見学に行きました。2011年にオープンで高さのある壁とボルダー壁、トレーニングマシンも備え、広く明るいジムでした。チョッと登ってみたい気もしたのですが、次の機会にと。
ジムのHP http://touchstoneclimbing.com/metalmark

 フレズノも秋の気配が少しずつ感じられる風が吹いていますが、日中の日向はまだ暑いです。
 こちらの情報によると現在山火事の60%が鎮火しているそうですが、煙による大気汚染情報に注意しろとの事です。天気予報によると、ヨセミテバレーでは南よりの風が続くようですので、バレーに流れ込む煙はかなり改善されるのではと、これは私の勝手な憶測ですが。
 山火事等の情報は、以下のサイトがお勧めです。
http://www.nps.gov/yose/planyourvisit/rimfire.htm

クライミングジム

一旦、フレズノへ [ヨセミテ日記2013]

9月1日晴
 バレーの煙が気になり一旦フレズノで一息入れる事になり、トンネルビュー、グレッシャーポイント、マリポサグローブと回りフレズノへ。
 今日のヨセミテバレーは昨日よりかなり煙が減って視界が良くなりました。これならクライミング可能です。ホテルの情報によると山火事の40%は鎮火、もう少しで静まるのではないかと話していましたが、どうなるかは不明です。その日の風向きによってバレーの煙の状態は、変化するようです。
 何とかクライミングをしたいので、4日にバーレーに戻る事にしました。どうしても煙の影響が酷くなるようなら、その時に対応を考えます。で、明日と明後日は休養です。

トンネルビューからのヨセミテバレー今日のヨセミテグレッシャーポイントからのハーフドームグレッシャーポイントからのハーフドーム

山火事の煙が [ヨセミテ日記2013]

8月30日
 朝起きると煙のためにどんより曇のような空で、視界が悪く車の上には降灰が積もっていました。センターやマウンテンショップ等で情報収集。マンモスレイク周辺まで大気汚染情報が出ていて外出をひかえるようにとの注意勧告が出ているそうです。公園内でもマスクをしている人がたくさん居て、観光客、クライマーも少なくなっています。サンフランシスコ近くのバークレーではキャンプ場が閉鎖されたそうです。
 降灰の影響で、目や喉に違和感を覚える人も出てきました。こちらの情報ですと、この状態が少なくともあと二週間は続くそうです。山火事の収束見通しは9月20日頃だそうです。
 ヨセミテNPの立ち入り禁止エリアも拡大し、エルキャピタンのツォーラミ側まで広がりました。
 ここでのクライミングは実質難しいと判断して、帰国するか他のエリアに移動するか決めかねているところです。
煙で微かに見える太陽煙で何も見えないヨセミテバレー今日のヨセミテバレー、昼ですカリービレッジ

Chuch Bowl [ヨセミテ日記2013]

8月30日快晴
 気温が上がり非常に暑い一日でした。岩の上で卵焼きが出来るくらいでした。このエリアで登っていないルートを見つけたのでトライしてみました。Black is Brown5.8、グレードは低いですがけっこう大変でした。今日は暑いので早めに切り上げまいしたが、午後から山火事の煙が入ってきて視界が悪くなってきました。明日からが心配です。
サイズ変更003.JPGChurch Bowl Lieback

休養日 [ヨセミテ日記2013]

8月29日快晴
 今朝はさすがに疲れていてどんより起床。特に腰と肩がやられています。長年重荷を背負っていなかったので、身体に大きな負担がかかったようです。今日は外出せず身体のメンテナンスに専念しました。パートナーに足のマッサージ法を教わり午前中はこのマッサージに専念、午後は一階にあるプールとジャグジーへ。水着を購入して温泉のようなジャグジーにしっかり浸かり腰を暖めると夕方には痛みが和らぎ、翌日にはまったく消えていました。
 それにしても山火事が心配です。バレーまで今のところ影響は出ていませんが、連日情報収集をしています。

ハーフドーム スネークダイクルート完登 [ヨセミテ日記2013]

8月28日快晴
 仲間が暗いうちに起きてくれて朝食、お茶まで用意してくれたのには感激しました。年寄ペア(66歳、70歳)と若者ペアの2パーティで登攀予定で準備しました。私たち年寄ペアは徹底した軽量化を図り水は二人で0.75リットルで済ませました。これはかなりきついです。私は昔アルパインクライミングをしていましたので、軽量化のため水分を殆どとらなくても二日間くらいは動ける身体を作っていましたので、今回もこれが生きました。
 明るくなると同時にキャンプ場を出発、スネークダイクに取り付きに向かって踏み後をたどります。要所にはケルンが積んであり踏み後もしっかりしています。ハーフドームの南壁に沿って歩き、左のスカイラインの上部に見える潅木を目指して所々現れるスラブをトラバースしながら一登りで取り付きに到着しました。先行パーティが無く安心しました。このころから風が強くなり寒さを心配したのですが、問題ありませんでした。背後にはグレッシャーポイントの大岸壁です。年寄ペアに先行をさせてもらい、クライミング開始です。66歳が奇数ピッチ、70歳が偶数ピッチをリード。8ピッチ全てをつるべで登りました。二ピッチ目からはランナウトのピッチが連続するのですが、このころから強風となり軽量のパートナーが吹き飛ばされるのではないかと心配しました。しかし、そんな心配は無用の安定した動きで強烈なランナウトをものともしないリードでした。順調にピッチをこなし、最後のピッチはパートナーの番です。夢に見たルートの最後のピッチです。ビレイ解除のコールを聞いたときは、感激しました。ただ、ここから山頂までのスラブが長く辛かったです。アプローチシューズに履き替えて一歩一歩時間をかけて登り山頂へ。たくさんの人たちがいました。四人が合流し、感激の握手。久しぶりに味わう充実感、満足感でした。周りのたくさんの人たちが祝福してくれました。まだ長い下山路が待っているのでノンビリ出来ません。行動食でランチを楽しみ記念写真を撮って下降の核心部のワイヤー部分に突入。クライマーの我々はそれほど苦労しませんでしたが、トレッカーは苦労していました。ここを無事に降りると長いリトルヨセミテまでの道が待っています。道は良く整備されて歩き易いのですが、結構長く感じました。車まで無事につく事が大切と心に言い聞かせて気を抜かないように荷物をデポしてあるリトルヨセミテのキャンプ場まで頑張りました。
 デポしておいたにもつをまとめ重くなったザックを担ぎ、車までもう一息です。ジョンミューアートレイルを下山路として歩きましたが、途中からハーフドームが良く見えるビューポイントから今日登ったルートが見えて感激を新たにしました。最後は、レストランでのお祝いのディナーに向けて足腰がヘロヘロになりながら歩きました。予定より早く車に帰着し、全ての工程が終わった事にホットしました。
 この計画はパートナーの70歳の記念になればとの思いで立てたものです。ただ、ワンディでのクライミングは年齢的に無理なので、仲間の力を借りて実現できました。この助けがあってこそ夢がかなえられました。感謝、感謝です。
 ホテルに帰り、シャワーを浴びてレストランへ。ビールで乾杯。勿論私はノンアルコールビールですが。長かった一日を思い出しながらのお祝いのパーティは楽しいものでした。今夜は、爆睡です。

リトルヨセミテキャンプ場 6:40 → スネークダイク取付 8:30 8:50 → 8ピッチ終了 11:15 → ハーフドーム頂上 12:10 12:50 リトルヨセミテキャンプ場 15:05 15:40 → トレイルヘッド駐車場 18:50
アプローチの入口アプローチのロストレイクアプローチよりアプローチ3P4Pダイクの登攀終了点上でハーフドーム頂上ワイヤーの下降路ハーフドームを振り返るNYステーキサーモン

ハーフドームへ出発 [ヨセミテ日記2013]

8月27日晴
 いよいよ、ハーフドームのクライミングに出発です。天気予報では雷雨の可能性が30%なので心配したのですが雲は多いものの晴れが続き安心しました。かえって強い日差しを浴びずに歩けたのでラッキーでした。トレイルエンド駐車場に車を置きハッピーアイルからいよいよ登りの始まりです。今回は以前歩いた時より荷物の重さが倍以上なので心配です。途中のジョンミューアートレイルから別れミストトレイルへ。バーナル滝の水量はかなり少なく勿論ミストを浴びずに登れました。滝の上まで何とか登ると、重荷にも慣れてきました。滝の上はたくさんのハイカーが休憩していて、私たちもゆっくり休憩。ここまで来るとネバダ滝の急登を頑張ればほぼ今日の核心は終りです。重荷にも慣れたせいか、それほど辛さを感じずに滝の上に到着。ホット一安心です。先の見通しもついたので、ゆっくりランチタイム。ここからリトルヨセミテのキャンプ場までは急な登りも無く、明日登るスネークダイクのアプローチの入り口を確認しながら歩きました。
 リトルヨセミテキャンプ場は広く樹林の中に広がる静かで気持ちの良いキャンプ場です。水は近くの川から汲みますが浄水器か薬品が必要です。私たちは二種類の薬品を混ぜて川の水に入れ、30分ほど置き殺菌が済んだ後煮沸して飲料にしました。キャンプ場に早く着いたので、ノンビリお茶したり川まで散策を楽しみました。テントや炊事用具、食料を荷揚げしてくれた仲間に感謝してもし切れません。今回の計画は、仲間の協力がなければ実現出来ませんでした。パークレンジャーから熊についての注意を厳重にされていたので、寝る前には臭いのするものを全てベアーボックスに入れてテントに入りました。いよいよ、明日は早起きして夢の実現に出発です。

トレイルヘッドパーキング 8:10 → ハッピーアイル 8:20 → バーナル滝上 10:20 10:40 → ネバダ滝上11:30 12:00 → リトルヨセミテキャンプ場 12:40
いよいよ出発鹿の親子リトルヨセミテキャンプ場
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